

オッペンハイマー
- 4
- ロケ地
- 1
- 国
- 2023
- 年
物理学者ロバート・オッペンハイマーが砂漠の真ん中に町を建て、原子爆弾を作る。成功したその日から彼は自らが作ったものの意味に囚われ、十年後の非公開聴聞会で過去の人間関係が一つずつ引き出されていく。爆発の轟音より、その手前の静寂のほうが長く残る映画だ。
ニューメキシコがこの映画の中心だ。ロスアラモスの町はアビキューのゴースト・ランチに建て直されたが、室内場面の多くは本物のロスアラモスで撮られている。ゴースト・ランチは画家ジョージア・オキーフが生涯描き続けた赤い崖のある場所で、ロケ地でなくとも訪ねる理由は十分にある。ロスアラモスにはブラッドベリー科学博物館とオッペンハイマーが暮らした家が残る。バークレーのキャンパスとプリンストン高等研究所を加えれば、彼の経歴全体をたどる旅になる。
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ロケ地
Ghost Ranch Abiquiu New Mexico
ニューメキシコ州アビキューのゴースト・ランチ。ロスアラモスの研究都市のセットを丸ごと建てた場所だ。本物のロスアラモスから北へおよそ65キロ、赤い砂岩の崖の下に広がる平地で、砂漠の真ん中に都市を建てるという設定がそのまま成立する。宿泊とワークショップを運営する研修施設なので、予約すれば滞在できる。
Los Alamos New Mexico
ニューメキシコ州ロスアラモス。室内場面の多くはこの実際の町で撮られ、オッペンハイマー一家が1943年から1945年まで暮らした家もバスタブ・ロウに残っている。ブラッドベリー科学博物館ではマンハッタン計画の展開を順に追えるので、映画を観た後に訪ねると場面が一つずつ噛み合う。
University of California Berkeley campus Berkeley California
カリフォルニア大学バークレー校のキャンパス。オッペンハイマーが理論物理を教えていた時期の場面が実際のキャンパスで撮影され、彼が使っていた研究室もそのまま用いられた。1940年代の雰囲気に合わせて街灯まで替えている。
Institute for Advanced Study Princeton New Jersey
ニュージャージー州プリンストンの高等研究所。オッペンハイマーが戦後に所長を務めた場所であり、アインシュタインと池のほとりで言葉を交わす場面がこの敷地で撮影された。研究所の裏手の森と散策路は一般に開放されている。


