

プラダを着た悪魔2
- 6
- ロケ地
- 2
- 国
- 2026
- 年
ファッション誌「ランウェイ」が紙媒体の凋落に揺れている。雑誌を守ろうとする編集長ミランダ・プリーストリーは、広告予算を握るラグジュアリーグループの重役、かつての助手エミリー・シャルルトンと向き合わざるを得ない。企画エディターとしてランウェイに戻ったアンディ・サックスを加えた三人が、二十年ぶりに絡み合う。監督はデヴィッド・フランケルで、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチが前作の役をそのまま演じている。韓国では2026年4月29日、米国では5月1日に公開され、全世界で6億9,281万ドルを稼ぎ、7月29日からディズニープラスとHuluに移った。
自然史博物館、パーク・アベニューの古いホテル、ブルックリンの角の酒場、そしてミラノの美術学校の中庭とガラス屋根のアーケード。六か所とも、映画が来るずっと前から自分の役目を果たしてきた場所である。ニューヨークの三か所は、昼に博物館の階段、夕方にウォルドーフ・アストリアのロビー、夜にブルックリンのバーとつなげば一日で回れる。ミラノの三か所はパラッツォ・パリジからブレラを抜けてドゥオーモまで歩いてつながり、半日あれば十分だ。外してよい場所も二つある。コモ湖のベンジの邸宅は一棟貸しの私有地で中に入れず、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエの「最後の晩餐」の食堂は実際の撮影地ではなくセットの再現だ。
配信中今すぐ見る
ロケ地
American Museum of Natural History 200 Central Park West New York NY 10024
作中のランウェイ・ガラを撮った場所である。劇中ではメトロポリタン美術館の代役で、カメラはセントラル・パーク・ウェストに面した正面階段に据えられた。プロダクションデザイナーのジェス・ゴンコアは、メット・ガラの外のような人だかりが必要だったと語っている。セントラル・パークの西縁に立つ公立の自然史博物館で、階段までは入場券なしで上がれるが、展示室に入るには券がいる。階段は公園に向かって東を向いており、午前中に正面から光が入る。
Waldorf Astoria New York 301 Park Avenue New York NY 10022
パーク・アベニュー301番地、六年かけて改装したウォルドーフ・アストリアのロビーである。再オープンの直前に撮影されており、プロダクションデザイナーのジェス・ゴンコアは「プラダを着た悪魔」という名前のおかげで許可が下りたと語っている。撮影後にホテルは営業を再開したので、今はロビーを客として通ることになる。カメラを提げて長居するより、宿泊か食事を予約して入るほうが気楽だ。自然史博物館からはセントラル・パークを横切って南東へ下った位置にある。
The Long Island Bar 110 Atlantic Avenue Brooklyn NY 11201
アンディのデートのシーンを撮った場所である。ブルックリンのアトランティック・アベニュー110番地、ヘンリー・ストリートとの角に立つ古い町の酒場で、2026年の今も営業している。観光施設ではなく客を迎える店なので入場料の類はなく、一杯頼んで座るのが訪ね方だ。川を渡った先なので、マンハッタンの二か所を昼に回り、夜にここへ来ると流れがいい。
Palazzo Parigi Hotel Grand Spa Corso di Porta Nuova 1 20121 Milano
ミラノ編の中心である。ホテルの公式ページが挙げた撮影シーンは四つだ。アンディがエレベーターを降り、大理石の階段のあるロビーでナイジェルと会い、ミランダと鉢合わせする場面。カフェ・パリジで朝食をとるナイジェルが、通りかかるアンディを見つける場面。ファッションウィークの催しのあと、二人がホテル前のティファニーのショーウィンドウをのぞく場面。エミリーが正面玄関前の車の中でアンディを待つ場面。コルソ・ディ・ポルタ・ヌォーヴァ1番地で営業中のホテルなので、ロビーとカフェは客として入らないと見られないが、ティファニーのショーウィンドウと正面玄関は通りからそのまま見える。寝室のシーンはここではなく、ロングアイランドの邸宅で撮られている。
Accademia di Belle Arti di Brera Via Brera 28 20121 Milano
ランウェイのファッションショーの舞台である。イタリア文化省のポータルは、撮影がパラッツォ・ディ・ブレラの名誉の中庭で行われたと伝えており、キャットウォークの中央には中庭に立つカノーヴァの青銅像「マルスとしてのナポレオン」(1810年)がそのまま置かれた。レディー・ガガの音楽カメオもこの舞台だ。パラッツォ・ディ・ブレラはブレラ美術学院とブレラ絵画館が同居する建物で、中庭はその二つへ出入りする通路なので、昼は学生や来館者が行き交う。絵を見るには絵画館の入場券が別に要る。
Galleria Vittorio Emanuele II Piazza del Duomo 20123 Milano
ミランダが夜のガレリアをひとりで歩く場面をここで撮っている。イタリア文化省のポータルが確認したシーンだ。ガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶガラス屋根のアーケードで、ミラノの人々は今も近道として使っている。昼は人波で床のモザイクさえ見づらいが、店が閉まった深夜には映画と同じように通路が空く。ブレラから歩いて十分ほどなので、同じ日にまとめられる。





